Failure is an option, but fear is not.

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REPORT

第7戦 チャン・インターナショナル・サーキット 決勝レポート

10月9日(日) 晴れ/ドライ

 

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決勝日の朝から南の国らしく強い日差しが降り注ぐ。
決勝レース前のスタート進行では、日本とタイの国旗を先導に各チームのレースクィーンがグリッドボードを持ち入場。そして各マシンがグリッドに着き、グリッドウォークが始まる。グランドスタンドからは大きな声援が湧き日本とはまた違う華やかなグリッドウォークとなった。スタート時点での気温は33度、路面温度は44度まで上昇!スタートドライバーは鶴田選手が務めた。定刻の午後3時にフォーメーションラップが開始。1周の後、レースの火ぶたが切られた。

 

 しかし、スタート直後に鶴田選手からの無線で悪い知らせが届く。この暑さであるにも関わらずクールスーツが機能していないというトラブルが発生。炎天下での過酷なレースがより過酷な状況に追い込まれてしまった。しかしこの状況下でも渾身の力を振り絞り鶴田選手23番手スタートから着実にポジションアップていく!タイヤを温存させながらも1分35秒台をマークしながら、30Lapを越えたところで見かけ上の順位は10位にまで上がった。

 

33Lapを走行し終えピットイン。給油、ドライバー交代を行うが…タイヤ無交換作戦を決行する!アウトラップ20位で植田選手を送り出す。クールスーツなしでの走行を終えた鶴田選手の汗だくでかなり疲弊した状態・・・。植田選手に交代した後もクールスーツは相変わらず不具合のままだった。

 

そして52周目、本レース最大のクラッシュが発生する。テールトゥーノーズのバトルを繰り広げていたGT300の#3 B-MAX NDDP GT-Rと#18 UPGARAGE BANDOH 86を、後方から迫って来たGT500の#1 MOTUL AUTECH GT-Rが抜こうとしたところ、#18 UPGARAGE BANDOH 86と走行ラインが交錯してしまい両車は接触。ともにスピンし、そこに後続車数台も絡んでしまう多重クラッシュ発生。これでマシンを破損した#18 UPGARAGE BANDOH 86はピットに戻るがレースを終えることになる。幸いこのクラッシュに巻き込まれることもペースを乱されることもなく、タイヤを労りながらも#111エヴァRT初号機Rn-s AMG GT周回を重ねていく。

 

そして、なんとラスト3ラップから、タイヤ無交換にも関わらず毎周回ベストラップを更新する!! ラスト2ラップの59周目で植田選手ベストラップ1'35.588をマーク!
そして16位でチェッカーを受ける。
チームポイントも3ポイントをゲットする結果となった。

 

SUPER GT2016シリーズも残す所はオートポリスの代替え戦と最終戦の2レースを共に11月12日-13日ツインリンクもてぎで行われる事になる。チームは シーズン最後のベストパフォーマンスを目標に挑む。

 

 

 

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