Failure is an option, but fear is not.

template: single.php

$POST_TYPE: post

$cat_id: 7

$cat_name: report

$cat_slug: report

REPORT

ボルドール24時間耐久ロードレース 第80回大会 予選レポート

9月15日(木)公式予選 1回目

 

adr8714_1235 adr8912_1433    

 

 

■第一ライダー(BLUE) エルワン・ニゴン

 クリアラップでのアタックを狙うため、予選開始3分前にはピットを後にし、ピットロード出口で待機する。コースイン後、計測1周目の区間タイムを見ると明らかにペースが良い。しかし、レッドフラッグが掲示され予選一時中断。予選再開までの時間が知らされ、今回も真っ先にコースに飛び出していった。計測2周を熟し一度ピットイン。再度ピットアウトしペースの違うマシンに阻まれながらも、1分59秒363で5番手のタイムをマークする。

 

■第二ライダー(YELLOW) 出口 修

 出口選手も先頭グループでコースイン。やはり有力チームほどクリアラップを望み、いち早くコースインしていくようだ。計測1周目に2分01秒20で3番手。更に攻めて区間タイムを更新していく中、またしてもレッドフラッグで予選一時中断される。このピットインを利用しフロントサスペンションの突き出しを変更する。そして再スタート。アウトラップを2番手の好位置で予選を進め、計測1周目に2分00秒336さらにタイムを縮めた。区間タイムを見ていると明らかに好タイムを記録できるペースだったが、最終コーナーで転倒してしまう。出口選手は幸い怪我は無かった。

 

■第三ライダー(RED) 井筒 仁康

 先の転倒でマシンは軽傷と思われたが、フレームにクラックが入っており、スペアマシンで井筒選手がスタートした。アウトラップは4番手で帰ってくる。計測1周目に02秒46でモニター7番手に掲示される。そのままタイムアタックを続けるが、またしてもレッドフラッグで予選中断される。ピットに戻り、メインマシンとのフィーリング違いにフロントスプリングレートを変更する。また、レギュレーションで予選と決勝を合わせて45本のタイヤしか使えないため、井筒選手はUSEDタイヤで決勝のアベレージタイムを上げれる様、予選時間をマシンセッティングに費やした。

 

 

9月16日(金) 公式予選 2回目

 

■第一ライダー(BLUE) エルワン・ニゴン

 昨晩からの雨で路面はウエットコンディション。雨は止んでるが気温が低いのと風がなくコンディションの回復は見込めない。そんな中、今回も先頭でコースに飛び出していくエルワン選手。スペアマシンの確認で1周でピットイン。メインカーに乗り換えピットアウト。レインコンディションにも関わらずアウトラップ2分43秒でピット前を通過する。計測1周目に2分17秒43でポジション2。計測2周目に14秒832を記録しグループトップ!2番手まで約0.7秒のマージンを築きピットインし予選を終了する。

 

■第二ライダー(YELLOW) 出口 修

 出口選手もアウトラップが速い。2分40秒でピット前を通過する。計測1周目からタイムモニタートップに掲示され計測2周目に2分16秒275を記録する。4周の計測を受けピットイン。そのまま予選を終了する。予選時間終了間際までにコンディションが回復しライバル達がタイムを上回り、結果グループ3番手となる。

 

■第三ライダー(RED) 井筒 仁康

 井筒選手は、今回の予選もマシンセッティングに費やし、違う銘柄のレインタイヤの確認を行ってくれた。しかし渇き掛けの路面コンディションと路面温度にはマッチせず、アクセルを開けるとどこでもリアタイヤが滑る状況で計測1周目の周にピットに戻った。違うタイヤの確認を行いたかったが、タイヤ準備が間に合わず、そのまま予選を終了する。

 

予選総合順位 7位

 

 

reporttop