Failure is an option, but fear is not.

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REPORT

第5戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

8月4日(日) 晴れ/ドライ

 

FN1  FN2

 

決勝日は前日以上に真夏の太陽が照り付けて、路面温度は50度を超えるほどの厳しい暑さとなった。
華やかなピットウォークとフライトパフォーマンスが行われた後、いよいよGTマシンのエンジンに火が入る。
 
11時55分一斉にマシンがコースへ飛び出していく。スタート前最後のウォームアップ走行の始まりだ。
チームは決勝に向けて今日のコンディションとセットアップを確かめ、ピットストップのタイミングやレース後半に向けて使用するタイヤをシュミレーションして、無事に走行を終えた。
 
そして炎天下の中、7番グリッドにエヴァRT初号機 X Works GT-Rが停車し、グリッドウォークが行われる。
迎えた13時40分FUJI GT 500mile RACEの幕が開けた!
スタートを務めるのはショウン選手。混戦となった1コーナーをスムーズに抜けて7番手ポジションをキープ。ペースも悪くなく、虎視眈々と上位進出を狙っていった。
 
路面温度が非常に高く、タイムダウンも徐々に出始めた為、予定よりも少し早く、26周目に1回目のピットストップを行い、道見選手へステアリングを託す。
道見選手はタイヤを労わりながらも安定したタイムをコンスタントに記録。しっかりと第3ドライバーの役割をこなしていった。
 
しかしマーチー選手にドライバー交代をした後の66周目、事態が大きく動いてしまった。
クラッシュしていたGT500クラスマシンの回収の為、セーフティーカー(以下SC)が導入されたタイミングで黄旗追い越しの裁定を受けてしまう。これによりチームはペナルティストップ10秒を消化しなくてはならず大きく遅れをとってしまった。
 
この厳しいペナルティを消化した後、ショウン選手にドライバー交代し、巻き上げを図るも再度SCが導入。運悪くこのSC導入時の走行ポジションの関係で1周のラップダウンとなってしまう。この時点でレースの勝負権を失ってしまった。
その後道見選手にドライバー交代し、上位勢と変わらない安定したラップを刻みながら、走り続けて18時40分にチェッカーフラッグ。
エヴァRT初号機 X Works GT-Rは16位にてレースを終える事になった。
 
週末を通してポテンシャルが高く、表彰台も狙える展開であったものの、運に見放され悔しい結果となってしまった。それでもチームは出来る事をしっかりと遂行し、貴重なチームポイント1を獲得している。

 

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