Failure is an option, but fear is not.

template: single.php

$POST_TYPE: post

$cat_id: 7

$cat_name: report

$cat_slug: report

REPORT

第1戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

4月14日(日) 雨/ウェット

 

kessho1  kessho2

 

予報の通り朝から厚い雲に覆われた岡山国際サーキット。降ったり止んだりの雨も昼前には本降りの雨と変わり、コースは完全なウエット路面となった。
 
12時55分、ピットに並べられたマシン達がカウントダウンと共に一斉にコースへ飛び出していく!最後のマシンチェック走行、そして今週末初めてのウエット路面のフィーリングを確かめ決勝に備える。
その後、グリッドに44台のマシンが並び、華やかなスタート進行が始まる。この間は降り続けていた雨も上がり、天気は回復していくかと思われた。
しかしそれもつかの間、スタート1分前マシンのエンジンに火が入るころには再び大粒の雨がサーキットに降り注いだ。
 
そして迎えた14時30分セーフティカー(以下SC)先導の基、各車グリッドを離れる。
路面は完全なヘビーウェット、安全の為SCが先導のまま周回を重ねる。
そして4周目にSCがピットロードへ。ここから実質レースがスタートとなる!2019 SUPER GTが幕を開けた!全車タイヤも冷えている為、セーフティなスタートを決めるが、早くもGT300クラスのマシン2台が1コーナー立ち上がりにてクラッシュ。
路面は強さを増す雨により大変スリッピーなうえに現代の空力マシンが立ち上げる水煙により視界はほぼ0に等しい。
すぐにSCとFRO(レスキュー車両)が導入され車両回収が行われる波乱の幕開けとなった。
11周目再びSCが解除されレース再開。#33のマーチ―選手はこの時点で15番手を走行。チームにとって初戦という事もあり、非常に難しいコンディションの中、冷静に周回を重ねていた。
しかしそんな中、衝撃的なシーンがモニターに映り込んでしまう。
 
13週目のモスエスコーナーにて#33の前を走るGT300クラスのマシン同士が接触!3台のマシンを巻き込む多重クラッシュが起きてしまう。そのマシンから外れたホイールが#33の左フロントにヒット。サスペンションにダメージを負った#33はコントロールを失い、更に後方から押される形でコースオフし、クラッシュパッドに激突してしまう。
水煙にて視界がほぼ無い中で突然目の前に現れたホイールを避けることは不可能。まさに不運な状況でのクラッシュとなってしまった。
このショッキングなアクシデントによりレースは赤旗中断となり、#33の損傷は激しく、初参戦入賞を目指していたチームは無念にもクラッシュによりリタイヤとなってしまった。

 

reporttop