第47回サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レース（SUZUKA 10H）報告

富士24時間レース、鈴鹿8耐と過酷な耐久戦への挑戦を続けてきた2018年のエヴァンゲリオンレーシング。
そして早くも2018年最後のレースを迎える。
昨年まで”鈴鹿1000km”として1966年より行われてきた伝統ある夏の鈴鹿での耐久レースが今年より鈴鹿10時間耐久レース、通称「SUZUKA 10 H」として生まれ変わった。
世界屈指のテクニカルコースとして名高い鈴鹿サーキットへ、世界各国で行われているGT3レースのシリーズ王者&有力チームが結集し、それを日本チーム勢が迎え撃つ。まさしく「GT3世界一決定戦」と呼ぶにふさわしい夢のレースだ。
今や「メーカーより販売されるレーシングカー」ということで世界中のGTレースの主流となったGT3マシン。
良い成績を残せば”早いマシン”として販売台数も伸ばすことが望める。
そのため「GT3世界一決定戦」ともなればメーカーにとっても威信をかけたアツいバトルが展開されることは間違いない。
 
SUZUKA 10Hでは25年に渡り全日本GT選手権時代(現SUPER GT)からランボルギーニ一筋で参戦を続ける名門「Team JLOC」とタッグを組み2台体制での参戦となる。
初号機カラーとなる88号車はJLOCエースドライバーの平峰選手に加え、ランボルギーニのファクトリードライバーであるカルダレッリ選手、マペッリ選手を迎え入れ、ランボルギーニ本国の強力なバックアップ体制のもと、メーカーのワークス勢が威信をかけて闘うProクラスに参戦する。
２号機カラーとなる87号車は、元嶋選手、高橋選手、飯田選手という成長著しいフレッシュな3人のドライバーでPro-Amクラスに挑む。
10H唯一のランボルギーニユーザー、さらにはエヴァンゲリオンカラーも相まって大注目のチームであることは間違いない。
過酷な世界一決定戦を勝ち抜き、夏を締めくくるにふさわしい花火を、最高の場所から眺めることが出来るのは一体誰なのか！？
灼熱の10時間の闘いが幕を開ける。