エヴァンゲリオン レーシング Super GT & ROADRACE


EVA Racing SUPER GT 2013

RUN'A Entertainment,Inc.

REPORT

アジアン・ル・マン・シリーズ第2戦富士スピードウェイ 練習走行

9月20日(金) 晴れ/ドライ

SUPER GTの2dayと異なり、このレースは3dayとなり、好天に恵まれた(このレースウィークは雨の心配は無さそう・・・)金曜日の今日は車検とブリーフィングそして、1時間のプラクティスだけ。
 普段のタイトスケジュールに慣らされた我々にとっては「もっと早くやろうよ!」という気になってしまうほどで、異なるレギュレーションの解釈も、今朝になって届くなど、本戦に向けて気が焦るのだが、スケジュールはゆっくり流れている。
 昨日のスポーツ走行で好感触を得た「エヴァRT初号機アップルMP4-12C」と加藤選手だが、今朝になって不安材料が無いわけでは無い。昨日30周弱を走ったタイヤが破損していたのだ。バーストには至らないが、今回よりベストに近いタイヤだが、テストは不十分・・・午後のプラクティスで要チェックである。
 そんな心配をよそに、プラクティスの加藤選手は好調で、いきなり1′39秒台のトップタイムをマーク。最終的には39″116のクラス2番手となり、これは2週間前の第6戦のQ2予選でも2番手に匹敵する。だがランキング上位陣は、このレースでは適用されないハンディウェイトを下ろしており、100kg前後軽くなり走っているはずで、それらの影響は明日の予選で見せつけられる事になるだろう。
 今朝サーキット入りした高橋選手も走り出しから、42秒台から41秒台にいれ確実にタイムアップ、41″140と40秒台に入ろうかという最終コーナーからストレートを加速・・・その時タイヤに異常を感じ、減速!コースを横切りピットに入る距離はなく、そのままストレートの左サイドのグリーンにマシンを止める。
 幸いボディ、足回りにダメージはなく、明日の走行に支障は無いが、昨日に続きタイヤにやや不安を抱える事となったが、高橋選手の安定した41秒台の走行は、明日のプラクティスの40秒台へ、そして決勝レースの大きな力となるだろう。

9月21日(土) 晴れ/ドライ

異なるレギュレーションと、雰囲気に慣れてきた土曜日の今日は、昨日と同様、1時間のプラクティスと30分の予選。
 午前10時15分からのプラクティスは昨日と同様、加藤選手の走り出しで、3周目1′39″294と、いきなり昨日のベスト39″116に迫るタイム。昨日と大きく変更したセッティングが功を奏したようだ。
 その後も39秒台で2周、そのまま高橋選手に交代。昨日のタイム更新とはならないが、41〜42秒台で周回、13周をこなす。
 そしてNEWタイヤに代え加藤選手の1周アタックは38″861!このセッションのクラストップタイム!!。
 無論、この順位がリザルト的には意味が無い事はわかっているが、今シーズン低迷を続けるチームにとって大きな励みとなり、やっとマシンのポテンシャルを知らしめる事ができた。


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