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第5戦 鈴鹿サーキット 予選レポート

8月18日(土) 晴れ/ドライ

今回の予選はノックアウト予選。1回目予選Q1で上位16台がQ2に進出。Q2の上位10台がポールポジションをトップとした上位10グリッドを争う。出走にあたっては同じドライバーが連続で出走はできない。Q1は15分、Q2・Q3は10分の為、実質ピットインは不可能、一発勝負である。
 Q1は濱口選手。クリアラップを作る為、他のマシンが殆どピットアウト後コースイン。NEWタイヤを慣らし、2周目からアタック、2′05″502 この時点で8番手。そのままもう1周アタック、セクター1でいきなり0.4秒短縮。4秒台に入れられるか?だがセクター2でやや遅れ、セクター3で再び短縮の一進一退。コントロールライン通過!!05″115のベスト更新!アタックは終了。だが順位はこの時点で12番手。アタック中の他のマシンが次々とチェッカーを受けアタック終え、2号車の順位を下げて行く。15番手まで下がったものの、ここでとどまりQ1通過。濱口選手、大役を果たしQ2加藤選手へと繋ぐ。
500クラスのQ1から10分のインターバルでQ2スタート。1周のウォームアップからアタック、2′04″281と午前プラクティスを上回らないが、この時点で5番手。無論このタイムで、この位置が守れるほどこのQ2は甘くない。1周クールダウンの後再アタック開始。直後にチェッカーが出され、最後の計測ラップ。
第1セクター、第2セクターベスト!!渾身アタック。他のマシンも続々とチェッカーを受け、順位は既に10番手にまで押し出されている。EVA紫電不得意な裏ストレートを含む第3セクターもベスト!コントロールライン通過!!03″655!!! 5番手に浮上!Q3進出決定。
10台で争われるQ3は高橋選手。だがプロ、若手がひしめくこの上位で、ジェントルマンドライバーの高橋選手が順位を上げるのは厳しい。この舞台で臆する事なく自己ベスト更新を目指し、明日の決勝でのレースラップの向上に結び付けたい。そうした目的に向けた高橋選手、各セクターで自己ベストを更新、05″509!!グリッドこそ10番手タイムにとどまるが、走り込むほどにまだまだタイムアップする高橋選手。決勝のレースラップに期待できる。
その後、予選トップタイムの66号車(アストンマーチン)が燃料タンク容量の車両規定違反がありタイム抹消。結果9番グリッドに繰り上がったが、我々にとっても、最後尾となった66号車にとってもグリッド順位は大きな意味を持たない1000㎞という長丁場のレース、何が起こるか分からない。


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