REPORT

第4戦 スポーツランドSUGO 練習走行

7月28日(土) 晴れ/ドライ

SUGOのセットアップに関しては、これまで大きく外すことはないのだが、1週間前の鈴鹿公式テストにおいて、SUGO仕様のウィングを破損。修復(再製作)が間に合わず、高速サーキット富士用のウィングを流用。相反するキャラクターのサーキットのパーツが、どう影響がでるか?  しかしそうした心配は、杞憂であった。加藤選手でスタートした練習走行、序盤は予選用のタイヤの皮むき、その後基準セットでのアタックは24秒台。これは既に昨年のトップタイムだが、今回のトップグループのタイムは既に23秒台、やはりここでもFIAGT3が速い。
 だが、ほぼセットアップが完了した加藤選手のアタックタイムは1′22″919で2番手タイム。トップはセパン優勝のハンコックポルシェ33号車22″774。
 再び加藤選手NEWタイヤでアタック、1′22″689!!トップタイム!!!ところがその10秒後、33号車が22″603をマークしトップに立つ。しかしEVA紫電の、このタイムは、セッティングに十分な手応え・・・残り約1時間の走行時間を高橋選手に当てる。
 高橋選手、走り出しのタイムこそ28秒台だが、直ぐに27、26秒台後半に入る。10周計測の後、ピットインし、加藤選手のデーターと比べウィークポイントチェック。 再びコースイン、直ぐに26秒台、そして26秒フラットへと徐々にペースアップ。 25秒台へ入ろうか?という周回のハイポイントコーナーで他のマシンと左後ホイールが接触。 ホイールが割れた事に伴いエア漏れ、タイヤを大きく破損してピットに戻ってきた。

 

ホイールが割れるほどの衝撃があったのであれば、足回りの狂いの可能性もあり、そうした状態の走行は危険も伴うので、以後の走行をキャンセルとした。走り込めば、走り込むほどに、にまだまだタイムアップする高橋選手にとって、残り約20分の走行時間を失ったのは悔やまれる。次の走行は、恐らくスーパーラップになろう・・・。


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