Failure is an option, but fear is not.

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REPORT

第2戦 鈴鹿サーキット 決勝レポート

4月24日(日) 晴れ/ドライ

 

R2S_2850_R  R2S_3202_R

 

 

決勝は35ラップ(200km)で行われ、スタートは鈴鹿8時間耐久ロードレースと同じル・マン式スタート。そして途中最低1度のピットインが義務付けられる。

 

スタートは出口選手が担当。絶妙のタイミングでスタートし1コーナーに進入する。2周目に入る時点で11番手までポジションアップしてコントロールラインを通過。2周目には10秒374を記録し前車の#39を追いかける。5周目までにポジションは14番手になったが前車との差は殆ど開かず、後続との差はジワジワと開いていく展開。6周目から11秒台のペースで走行していく。7周目に#85がデグナーコーナーでコースアウトしそのままリタイヤとなりポジションが13番手に上がる。そこからは前車との差が毎周開いて行くが、後続#50との差も開いて行き単独走行に移っていく。しかしスタートで大きく出遅れていた#090と#15が追い抜いて行く。

 

#22エヴァRT初号機TRICKSTARも負けじと食い下がり、13周目に再び14番手にアップ。レース中盤に差し掛かると、ピットインしてくるライダーも現れ17周目にポジション13番手、19周目には7番手に上がった。出口選手にピットインのサインが出され、20周を走行しピットに滑り込んでくる。

 

前後タイヤ交換とガソリンを補給。しかし、クルーは出口選手の走りに応えようと気持ちが焦り、フロントタイヤ交換に手間取ってしまった。井筒選手に交代後、コースに復帰した時点で24位までポジションダウン。だが、そこから井筒選手の追い上げが始まる。23周目に22番手に上がり、24周目に20番手にポジションアップ。25周目にも1台抜き去り19番手にアップ。まだまだ諦めず前車との差を毎周1~2秒も詰めてくる。

 

タイムモニターには裏ストレートの最高速が表示されるが、今回のレース中に時速296kmをマークする。さらにスリップストリームを使わずに290km以上も記録している。確実にストレートスピードは速くなっている!このままゴールまで走り切れば16番手までポジションを回復するとタイムモニターで確認していた時、トップが30周目を走行中、最終コーナーで重大な事故が発生してしまう。ライダーを救出するためにレッドフラッグが提示されレースを一時中断。そして規定周回数をクリアしていることからレースが成立となり、そのままレース終了となった。

 

#22エヴァRT初号機TRICK STARは決勝19位と悔やまれるレース展開となった。だが、NewマシンZX-10Rの貴重なデータを得ることが出来たので、これを次に繋げて行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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