Failure is an option, but fear is not.

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REPORT

第7戦 スポーツランドSUGO 決勝レポート

9月8日(日) 雨/ウェット

 

FN1  FN2

 

 決勝日は朝から太陽が顔をのぞかせるものの、またしても午後から雨の予報だ。
レース中の雨の降りだすタイミングやセーフティーカー(以下SC)のタイミング次第では大荒れのレース展開が予想される。
 
 決勝前最後の走行となるウォームアップ走行では、レース用セットアップの確認を行う予定だったが、予期せぬトラブルが発生し、走行時間の大半をピットで過ごすことになってしまった。メカニックは迅速に対処し、終了間際にコースに送り出すが、マシンバランスの確認とまでは至らずに、決勝に向けて不安を残してしまった。
 
 チームは雨雲レーダー等の情報から決勝レース中盤に雨が降り出すと予想していたが、スタート前から徐々に雨が降り出した。
しかし、完全に路面を濡らすほどではなく、スタートするタイヤのチョイスに頭を悩ませた。
最終的にチームはグリッドでの作業禁止となる数十秒前のところでウェットタイヤを選択し、迅速なタイヤ交換に成功した。
本降りとなり始めた雨の中、SCスタートが宣言され、スタートドライバーを務めるショウン選手がグリッドを離れた。
4周目にSCがピットインし、スタートが切られる。実質のオープニングラップにショウン選手が抜群のドライビングを見せ3番手までポジションアップ!
その後3番手を争い#4とバトルを展開し、序盤はポジションを守る事に成功する。
しかし雨量が多くなるとドライセットアップのマシンではペースダウンを余儀なくされ、ポジションを落としてしまう。
 
 そして36周目にレースが動く。GT500クラスのマシンがグラベルにてマシンをストップ。SC導入の可能性が高まり、ピットインの準備を行うものの、ショウン選手がピット入り口に戻ってくる前にSCが導入されてしまう。よって、ピットレーンはクローズされてしまい抜群のタイミングでのピットストップを行う事は出来なかった。
SCが解除されるとともにピットイン、迅速なピットワークとドライバー交代を済ませ、道見選手をコースに送り出していった。
チームはSC導入のロスを最小限に抑える事に成功し、道見選手は9番手から前を追う展開となった。
雨が強さを増していく中、道見選手は安定しながらもプッシュを続けて、徐々にポジションを上げていく。
 
 そして雨のSUGOという難しいレースを無事に走り切り、6番手にてチェッカーフラッグを受ける。
スタート直前の雨や小さいトラブルを抱えながらもドライバーとチームが落ち着いて対処し、Rd.4以来となる6位入賞、貴重な5ポイントを獲得した。

 

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