エルワン・ニゴン選手 コメント
■予選レース後のコメント
スタートライダーを務めます。ライダー交代時には5番手で渡したい。
そこからは、しっかり耐久の走りを貫き、ミスなく走りきれば、結果はついて来ると思っています。
出口選手とは鈴鹿8時間耐久、ボルドールとチームメイトとして戦っていますし、
ジュリアンとは10 年前にルマン24 時間耐久に初挑戦した時に一緒に走ったライダーでそこからの付き合いです。
安定感のある走りをしてくれるので、信頼しています。3人の力を合わせて最高の結果を引き寄せたい。
■決勝レース後のコメント
バトルの最中に周回遅れが、急に進路を変えてきて避けることができませんでした。
転倒した時に肋骨が折れていることに気がつきましたがテーピングをして、痛み止めを飲み走りました。
ですが、痛み止めが効いているのは4ラップ目くらいまででした。
それでも、自分の転倒で、チームメイトやスタッフに迷惑をかけてしまったので、自分が挽回しなければと思い走り続けました。
耐久にとってチェッカーは特別なものです。走りきらなければならないと思っていました。
今回のレースのようにシリーズチャンピオンも諦めずに戦いたいと思います。
出口修選手 コメント
■予選レース後のコメント
新システムでうまくバランスを掴むことができずにトラブルが続きました。
鶴田監督が元の仕様に戻すことを決断、ほとんど走れてなく、出遅れてしまいましたが、ここから、辛抱つよく追い上げて行きたいと思っています。
13年に初めて走ったルマンの時よりも、レベルは確実に上がっていると思いますし、それだけ注目度が上がっていることを実感しています。
その中で、しっかりとポイントを獲得してシリーズチャンピオンに近づく走りがしたい。
■決勝レース後のコメント
ライダーの負担を少なくするために導入してくれた新システムが、それの良さを引き出すためにトライ&エラーで、スタッフはずっと作業をし続けていました。
直前でボルドール仕様に戻して、そこからは、いい状況が作れたと思うのですが、2度の転倒があり、残念な結果になりました。
ですが、収穫もたくさんあったレースでした。
2年前にルマンに来た時は、チャレンジャーでしたが、ボルドール24時間耐久で3位になることができて、
周りの注目も感じましたし、それに恥じない走りをしたいという気持ちにもなれました。
シーズンは、まだ、終わっていないので、挽回していきます。
ジュリアン・ミレット選手 コメント
■予選レース後のコメント
走り始めはトラブルが続きましたが、現在はものすごくいい状態になり、自信を持って挑めます。
素晴らしいチームで走れることを感謝しています。
エルワンとは昔からの友人で、彼のセットアップ能力が優れていることは良く知っているので、信頼しています。
出口選手の素晴らしさも感じているので、きっと、いいレースができると思います。
フランス人にとってルマン24 時間はとても特別なレース、そこに参加できることにも感謝しています。
■決勝レース後のコメント
10年前にエルワンとルマン24時間耐久に参戦して、また素晴らしいチームで走るチャンスをもらえたことをとても感謝しています。
結果は望んでいたものではないしとても残念だけど、常に上のポジションを狙ってその強い気持ちをキープすることができました。
もっと走りこむ時間があったら、いいパフォーマンスを見せることができたと思います。
ぜひ、鈴鹿8時間耐久に参戦するのが夢なのでチャレンしたいと思っています。
鶴田監督 コメント
■予選レース後のコメント
プレテストからクイックシステムを使い、走行してきましたが、狙ったような動きではなく、ライディングに影響してしまい転倒につながってしまったと考えました。
13日のナイトセッションから、開幕戦ボルドール24時間の仕様に戻し走行を再開しました。
ライダーたちの反応も、こちらの方がよく、アベレージも上がっています。
セッティングも決まりました。スタッフ、ライダー共、集中力を切らす事なく、24時間後のチェッカーを目指します。
■決勝レース後のコメント
序盤に転倒があり、そこから追い上げトップ10まで追い上げることができたのに、
再び転倒があり緊張感を保つのが難しい中で、みんなが最後まで諦めずに戦いきってくれたことを嬉しく思います。
新しく加わってくれたジュリアンはミスのない安定した走りをしてくれました。
エルワンは怪我があり、無理をさせたくない思いもあり休むように勧めても、走るという強い意志は変わりませんでした。
出口は変わらぬ走りでチームを支えてくれました。
アクシデントがなければ、3人のパフォーマンスで、上位に食い込むことができたことは明らかな事実なので、次の大会につなげたいと思います。
ご心配、ご声援をありがとうございました。