エヴァンゲリオン レーシング Super GT & ROADRACE


EVA Racing ROADRACE 2015

RUN'A Entertainment,Inc.

REPORT

鈴鹿8時間耐久ロードレース第38回大会 計時予選レポート

7月24日(金) 晴れ/ドライ


・計時予選
今回の鈴鹿8耐はエントリー台数の増加により、予選もAグループとBグループの2組に分かれての走行になる。そして走行コンディションが同じ場合でも、TOP10トライアルに進める10台は、A・Bグループそれぞれ5台と発表される。エヴァRT初号機TRICK STARは選手受付時に開催されたグループ抽選会でBグループになった。


Bグループ 予選1回目 第1ライダー 出口修選手 10:20~10:40
天候:晴れ 路面:ドライ
気温:31℃ 湿度:66% 路面温度41℃
予選開始、計測3周目に2分10秒329を記録し一旦ピットインする。マシン・タイヤの状況を把握し、再度コースインしセッティングを確かめる。
2分10秒329 グループ7位


Bグループ 予選1回目 第2ライダー 井筒仁康選手 11:20~11:40
天候:晴れ 路面:ドライ
気温:32℃ 湿度:61% 路面温度44℃
予選開始、計測1周目で12秒349を記録するが直ぐにピットイン。フロントブレーキの不調だった。20分間の予選時間を有効に使うべく時間活用を組立てていたが狂ってしまう。フロントブレーキマスターシリンダーを交換し、残り時間5分でピットアウする。計測2周目で12秒229のタイムを記録しチェッカーを受ける。USEDタイヤでの予選だったが、マシンセッティングがまとまってきたと井筒選手からのコメント。井筒選手は予選中も決勝を見据えたマシンセッティングを行い確認する。
2分12秒229 グループ10位


Bグループ 予選1回目 第3ライダー エルワンニゴン選手 12:20~12:40
天候:晴れ 路面:ドライ
気温:32℃ 湿度:61% 路面温度:45℃
各走行時間でレッドフラッグが提示され進行が遅れている。リアUSEDタイヤで予選計測1周目に11秒554を記録し、さらに2周目10秒441を記録する。そこでピットインしリアタイヤを入れ替えピットアウト。計測1周目はセクター3でバックマーカーに阻まれ16秒台だったが、2周目に9秒770を記録する。グループ4番手のタイムだが、Bグループ1回目総合では6番手。ゼッケン№090とベストラップタイムが2分9秒770で同タイムだが、チーム内2番手のタイムが№090の方が上回っておりグループ総合6番手で1回目の予選を終了する。TOP10トライアルに向けて2回目の予選に期待する。
2分9秒770 グループ4位 Bグループ総合6位(5番手と同タイム)


Bグループ 予選2回目 第1ライダー 出口修選手 15:00~15:20
天候:曇り 路面:ドライ
気温:31℃ 湿度:64% 路面温度:40℃
予選計測1周目で2分11秒611、2周目で2分10秒941を記録し、さらにタイムアップを試みるがフロントサスペンションのフィーリングが良くなくピットインする。フロント・リアともタイヤを交換し残り時間6分でピットアウト。残り時間から計測出来る周回数は2周。しかし2周ともバックマーカーに阻まれ12秒237を記録しチェッカーを受ける。 2分10秒941 グループ8位 Bグループ総合6位


Bグループ 予選2回目 第2ライダー 井筒仁康選手 16:00~16:20
天候:曇り 路面:ドライ
気温:31℃ 湿度:68% 路面温度:38℃
井筒選手は2回目も前後USEDタイヤで走行しタイムアタックせずに決勝を見越してのマシンセッティングに徹して予選を走行する。真っ先にピットからコースに出て行き、20分間しかない予選時間を有効に活用する。
計測1周目から11秒796を記録し、2周目に11秒314、3周目に11秒286を記録する。
2分11秒286 グループ9位 Bグループ総合6位


Bグループ 予選2回目 第3ライダー エルワンニゴン選手 17:00~17:20
天候:曇り 路面:ドライ
気温:31℃ 湿度:65%
路面温度が下がってきてタイヤ選択が難しくなってくる。TOP10トライアル進出する為にはターゲットタイム9秒前半。先ずはリアタイヤをUSEDでスタートする。計測1周目から10秒593で帰ってきて、計測2周目に10秒517。そこでピットインしリアタイヤを交換。そしてピットアウトしてタイムアタックに入る。計測1周目にターゲットタイムの9秒117を叩き出しBグループ総合で4番手に躍り出る。再度ピットインし他チームが更にタイムアップしてくる可能性もあるので、再度リアタイヤを交換しピットアウトしタイムアタックする。結果、2分9秒117でBグループ4番手で終了し、翌25日土曜日に開催されるTOP10トライアルに進出する。
2分9秒117 グループ4位 Bグループ総合4位


TOP10トライアルレポート

7月25日(土)TOP10トライアル 15:20~

天候:晴れ 路面:ドライ
気温:33℃ 湿度:62% 路面温度:43℃(16:30)


TOP10トライアルは、予選各組み上位5台計10台しか参加出来なく、各チーム2名のライダーがそれぞれ1周だけタイムアタックでき、その走行1周を映像で映し出される特別なステージ。このTOP10トライアルはエントラントや関係者、そして多くのファンの方達も楽しみにしている。出口選手の肘を擦りながらの迫力あるライディングがモニターに映し出される。そしてエルワン選手のスムーズだが渾身のアタックで公式予選のタイムを上回り8秒台に入れる。2分8秒950。
決勝レースは8番手からのスタートとなる。

出口修選手       2’10”771
エルワンニゴン選手   2’08”950


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