REPORT
第9戦 鈴鹿サーキット 予選レポート
11月2日(土) 曇り/ドライ
今回の最終戦は45分間のQ1が行われた後、上位10位によるノックアウト方式のTOP10チャレンジ(Q2)が行われる予選。 レース1のスタート位置のポジションも決まってしまうため、決勝に向けての調整をしながらタイムアタックをしていった。3周目に2分9分421のタイムを出した出口選手は12番手となっていた為、残り時間10分を切ったところでピットインしてタイヤ交換をする事にした。 予選用タイヤを装着しコースに出て行き、タイムアタックをする為の間合いを計りながら走行していたところヘアピンカーブで他車が起こした事故により赤旗中断となってしまった。 予選用のタイヤは極限られた周回しか使用出来ない為、このタイミングでの赤旗中断は致命的なバッドタイミングとなってしまった。 しかし出口選手は気を取り直し残りの時間で好タイムを出すべく、再スタートしたと同時に一番先頭でコースインしていった。デリケートなタイヤを用いている為、計測が出来ない1周目を丁寧に走行し、アタックは2周目に賭けていた。 しかし、シケインを通過し最終コーナーに差し掛かったところでリアタイヤを大きく滑らせてハイサイドを起こし転倒をしてしまった。この時点で12番手となり、予選は終了となってしまった。 アタック前のタイムが予選結果となり、2分9秒421という記録となった。