エヴァンゲリオン レーシング Super GT & ROADRACE


EVA Racing ROADRACE 2013

RUN'A Entertainment,Inc.

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REPORT

第9戦 鈴鹿サーキット 決勝レポート

11月3日(日) 曇り/ドライ

<ウォームアップ走行>
前日の予選で転倒した出口選手は全身打撲と左脚股関節の捻挫という状態で、出走が出来るかどうか不安であった。メディカルチェックを受け異常がなく、また本人の強い希望により決勝出場を決めた。
  前日の転倒により、スペアマシンにて決勝に出場する事にした。
我々は25分間のウォームアップ走行で、スペアマシンを昨日同様の仕様に合わせマシン確認をおこなった。 
出口選手は 2分9秒551 という予選と変わらないタイムで走行した。その後も決勝へ向けセッティングを詰めていった。


<決勝 Race1>
スタートが切られ、出口選手は1コーナーに9番手で進入していった。
その後、S字コーナーで1台にパスされ、バックストレートでもまた1台にパスされホームストレートを11番手で通過。
周回を重ねていくたび 8番手と9番手にやや間隔が広がってきた。
出口選手はしっかり9番手グループに混ざりレースを進めていた。
負傷している身体が心配されたが、5周目には10位に順位を上げ、7周目には遂に9番手グループの先頭に立った。
9番手に上がったところで出口選手は更にペースアップし上位を追いかけた。
全身打撲と捻挫で身体も無理が利かない状態だが必死に走り、ペースを安定させて走行を続けた出口選手。
いよいよ終盤に入り8位との差も急激に縮まってきた頃、出口選手のペースが更に上がり、遂に最終ラップ。
しかし、出口選手は逆バンクでリアタイヤを大きく滑らせて、ハイサイドで転倒してしまった。
この転倒で赤旗が掲示され、このままレースが終了となってしまった。
規定により赤旗前の周回での順位がそのままレース結果となるため順位は9位となった。
レース終了後、出口選手は右大腿骨を骨折してしまい、レース2は出場が出来ない状態となってしまった。
同時に2013年シーズンも終了となりました。


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