エヴァンゲリオン レーシング Super GT & ROADRACE


EVA Racing ROADRACE 2013

RUN'A Entertainment,Inc.

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REPORT

鈴鹿8時間耐久ロードレース第36回大会 決勝レポート

7月28日(日) 晴れ/ドライ


●1st スティント

スタートライダーは出口選手が担当。
前日のフリー走行にて逆バンクでの転倒があったが
深夜までマシン修復を行い、メインカーにてスタートする事が出来た。
今年は『千人作戦α』として昨年以上のお客様が応援席から
「8時間 心重ねて」昨年から、そしてフランスへ「繋ぐ想い」で共に戦ってくれている。
15番グリッドからのスタートとなったが、1周目を12位にて通過。
その後も2分11~12秒台と比較的ハイペースで周回を重ね、19周目には11位へと順位を上げる。
チームは7回ピットの作戦を立てていた為、序盤は無理をせず燃費を稼ぐ走りをするようにしていた。
この作戦通り、ほぼ完璧に出口選手がこなし、どこのチームよりも距離を伸ばした。
25周目にピットイン。
タイヤ交換と給油を無事に終え、芹沢選手へとライダー交代を行う。

●2ndスティント

一番暑い時間帯に芹沢選手がライディング。
芹沢選手も2分12~13秒と安定した周回を重ね、
上位陣の背後に付け想定通りのペースで11位をキープし27周でピットイン。
タイヤ交換と給油を無事に行い井筒選手へと交代する。

●3rd スティント

井筒選手がライディングする3rd スティント。 ピットワークを無事に終えコースイン。
しかしコースインして1周目、井筒選手が緊急ピットインをする。
エンジン回転数が上がらないという症状によるものだ。
ピットインをし、エンジンを止め原因を探るためロガーデータを吸い出していたところ
症状が改善されたため、この症状の深追いはせず様子を見る為に再びコースイン。
この作業の為に約5分という大幅にタイムロスをしてしまい
順位を23位まで落としてしまう。
しかしケガが完全に癒えない井筒選手であったが追い上げをし 27周目には14位まで順位を上げる事ができた。緊急ピットイン後はエンジン回転が上がらないという症状は出る事がなく 順調に27周の周回を重ねる事が出来た。そしてピットイン。
順調にピットワークを終え出口選手へとライダー交代を行う。

●4th スティント

出口選手へと交代しコースイン。
ピットインのタイミングにより17位まで順位を落としてしまう。
しかしチーム一同の諦めない姿勢に応える形で 2分11~12秒のハイペースで周回を重ねる出口選手。
順調に周回を重ね、20周目には13位までを上げ26周目に13位をキープした状態でピットイン。

●5th スティント

順調にタイヤ交換と給油を終え出口選手から芹沢選手へとライダー交代。
芹沢選手も安定的な走りを見せ、13位をキープした状態で周回を重ねる。
2分12秒〜13秒台のラップタイムで無理はせず勝機を狙い周回を重ねる。
22周目に12位へ順位を上げ、更に前を猛追する。
やっと10位争いに追いついて来た27周目でピットイン。
井筒選手へと交代を行う。

●6th スティント

順調にピットワークを終えコースインする井筒選手。
コースインして1周目、井筒選手が再び緊急ピットイン。
またしてもエンジンの回転数が上がらないという症状が出たのだ。
ピット内にマシンを入れ、様子を見てみるが症状が収まっているようなので
これ以上タイムロスは出来ないと判断し早々にコースイン。
その後はその症状が出る事は無く
2分11~13秒台にて安定した周回を重ねる。
27周目に12位をキープしてピットインをする。

●7th スティント

順調なピットワークにて井筒選手から出口選手へとライダー交代が行われる。
エンジン回転数が上がらないという症状の対策を施し、症状はすっかりおさまり、
出口選手は2分11~12秒のハイペースにて順調に周回を重ねて行く。
ライトオンの予定が30分程早まり、18時20分にライトオンボードが掲示される。
この時、鈴鹿の空は雲が広がり今にも雨が降りそうな状態となっていた。
その雲の影響もあり、ライトオンが早められたのだ。
『千人作戦α』応援席では、事前にスティックライトを使ったミッションが18時50分から予定されていたが こちらも30分早められ18時20分からスティックライトを使った応援ミッションが始まった。
そして、26周目に12位をキープした状態でピットイン。

●8th スティント

いよいよ最後のスティントを芹沢選手が務める。
ピットワークの際にヘッドライトの消し忘れに注意し順調にピットワークを行った。
コースインし、まもなくコース上に雨が落ち始めた。
ピットクルーたちは芹沢選手がいつピットインしても良いように
レインタイヤを準備し、マシンをすぐにレイン用のセッティングに変更出来るように
役割分担を明確にし、監督,チーフメカニックを中心に入念な準備を行っていた。
そしてチェッカーの19時30分まで残り30分程となったところで雨が激しく降ってきた。
そのタイミングで芹沢選手がピットインし、レインタイヤへと変更を行う。
タイヤ交換を素早く行い、予め決めていたレイン用セッティングへ
クルー全員が協力し瞬時にセッティングの変更を行った。
そして混乱する事無く無事作業を終えコース復帰を果たす。
この時チーム応援席スタンドでは観客たちが自然とスティックライトを振って全力で応援していた。
その後も雨は激しくなり、このタイミングでのタイヤ交換は成功し、12位をキープする事が出来た。
暫くし雨が収まってきたが残り時間を考えレインタイヤのまま周回を重ね
19時30分のチェッカーを12位にて無事受ける。


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