Failure is an option, but fear is not.

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REPORT

第6戦 オートポリス 決勝レポート

9月8日(日) 晴れ~雨/ドライ・ウェット

 

FN1  FN2

 

決勝日は朝から快晴が広がっていたが、午後から雨が降り出すという予報があり、
チームはレース中のピットストップのタイミング等、様々なシチュエーションに対応できるように戦略面で頭を悩ませた。
これまでほとんどのレースでショウン選手がスタートドライバーを務めている事、
また午後から雨が降るという予報を考慮し、7月にオートポリスの雨を経験している道見選手がセカンドスティントを務める事になった。
 
そして迎えた14時30分、この時点では雨は無く全車スリックタイヤにてAUTOPOLIS GT 300km RACEの幕が開けた!
ショウン選手は良いスタートダッシュを決めて1コーナーまでに6位へポジションアップし、更に前を追いかける!6周目には他車がトラブルによりピットインした事もあり、5位にポジションを上げ更に前を追いかけていく。
 
そして20周目にレースが動いた。数周前からコースの箇所によってポツポツと雨が降り始めていたが、突然1コーナーから2コーナーにかけて局地的に激しい雨が降り出してしまった。
ショウン選手は滑る路面に必死でマシンを留めながら1コーナーをクリアしたが、若干ペースも落ちてきたこともあり6位にポジションを下げる。
チームは後に雨が降り出す可能性を考慮し、予定していた周回よりも少しピットストップを遅らせる作戦に変更した。
しかし予想していた以上の消耗からくるペースダウン、そして目まぐるしく変わる天候と直近の雨雲レーダーの情報から、チームは一時的な雨と判断して28周目にピットストップを行った。
 
スムーズに道見選手にドライバーを交代し、スリックタイヤにてピットアウトしていったが、結果的にこのピットタイミングがレース結果を大きく左右する事になってしまった。
なんとこのピットストップの直後にセーフティーカー(以下SC)が導入され、トップとのポジションの関係から1周のラップダウンとなってしまったのだ。
 
その後も少しでもポジションを巻き返そうとプッシュを続ける道見選手。
しかし雨が強く降ったかと思えば、雲の隙間から日差しが照らしたり、天候に翻弄される上に、濡れた路面に溝の無いスリックタイヤの車両が多く、コースアウト車両が続出、再度SC導入されるなど大荒れのレース展開となってしまった。
道見選手もその展開に翻弄されてしまい、ポジションを戻すことは叶わず、19位にてチェッカーを受けた。
 
今回も速さはありながらも天候や状況に左右され、期待された上位フィニッシュを迎えることは出来なかったものの、大荒れのレース展開の中、マシンを無事にチェッカーまで運び、貴重なチームポイント1を獲得した。

 

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