Failure is an option, but fear is not.

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REPORT

第1戦 岡山国際サーキット 予選レポート

4月13日(土)曇り・晴れ/ドライ

 

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テストではホワイトボディを基調としたプロトデザインであったGT-Rもここ岡山では鮮やかな紫と緑の配色にカモフラ柄をミックスさせたデザインを披露し、朝の公開車検でも注目を集めた。
 
少し肌寒い曇り空のもと8時50分、ピットロードシグナルがグリーンに代わり公式練習走行が始まる。
この時間を使い各チームは走行データを収集、それを基にコンディションに合わせたマシンセットアップを進める。
#33エヴァRT 初号機 X Works GT-Rはまずマーチ―選手が乗り込み予定していた走行プログラムをこなしていった。
セッション中盤にはショウン選手にステアリングを預ける。
実際の予選を想定したシミュレーション走行も行い1分26秒409を記録し17番手にてセッションを終えた。
 
日が照り付け始めた午後からの予選はQ1とQ2と2回に分かれてタイムアタックを行い明日の決勝レーススタートポジションを決める。決勝レースで前のマシンをオーバーテイク(抜く)するのはリスクが伴い大変だが、予選では0.01秒でも早ければポジションを前に置くことが出来る。少しでも良いタイムを記録したい大事なセッションだ。
また予選Q1は岡山のコースの全長を考慮しAグループBグループに分かれて行われる。これは同時に出走する台数が多すぎると渋滞が発生し満足にタイムアタックを行うことが出来ないための措置だ。
#33はAグループに振り分けられ、Q2進出が出来る上位8台を狙う。
Q1はフリー走行で予選シミュレーションを担当したショウン選手がステアリングを握る。想像以上に低い路面温度の中、徐々にタイヤを温めていき5周目にタイムアタックを開始!まずは1分26分398をマーク。そして次の週には1分26秒272までタイムアップ!このタイムは並みいる強豪チームひしめくAグループにて7番手のタイムとなりQ2進出を決めた。
 
続くQ2ではインターバルに若干のセットアップ変更を施し、マーチ―選手が更なるタイムアップを狙う。しかしQ2開始前から急激に気温、路面温度共に低下。
ハード目のタイヤをチョイスしていたマシンは思いのほかタイヤを温めることに苦労してしまう。果敢にアタックを行うマーチ―選手だったが、タイムアップは叶わず1分26秒933を記録。決勝は15番グリッドよりスタートする事になった。
マシンを降りたマーチ―選手からは悔しさが伺える。しかしマシン、ドライバー共に闘えるポテンシャルがあるのは間違いない。決勝レースを手堅く戦っていけば入賞を狙うことが出来るだろう。

 

 

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