第5戦 富士スピードウェイ 決勝レポート
8月6日(日) 曇り/ドライ
決勝日は、曇りがちではあるものの、強い太陽の光も射し、予選日より夏らしい陽気となった富士スピードウェイ。
グリッドウォークの時間も、強い陽射しがコースを照らしていたが、
決勝レースが近づくにつれて雲が広がり、レース中は常に雲の下でのレースとなった。
レース直前の気温は29度、路面温度36度。
予選日と比べると上昇しているものの、この時期にしてはまだ低い。
スタートドライバーは、石川京侍選手。
決勝レースは、午後3時25分に静岡県警の9台の白バイと4台のパトカーが先導のフォーメーションラップ。
そして午後3時33分、シグナルグリーンでレーススタートとなった。
しかし、スタート直後1周目、3号車B-MAX NDDP GT-Rと65号車LEON CVSTOS AMGが接触し、3号車は接触のダメージによりリタイア。
レース序盤にして早くも波乱が巻き起るが、111号車エヴァRT初号機Rn-s AMG GTはスムーズなスタートを切り10位にポジションアップ!
石川選手、そのまま順位をキープしながら1分41秒~43秒で順調に周回を重ねる。
28周目には、ベストラップ1'40.539をマークした。
そして、レース1/3を過ぎると早めにピットインするチームが多く、見かけ上の順位グングンと上がり3位にまでのぼり詰めた。
111号車エヴァRT初号機Rn-s AMG GTは、33周目でピットイン。
ドライバー山下亮生選手に交代し、交換、給油を終えてピットアウト。
タイヤ無交換や後輪2本だけ交換するチームも多い中、
111号車は4本交換という作戦を選択した。
しかし!タイヤ交換作業がスムーズに行えず手間取ってしまったため少々時間を費やしてしまった・・・。
アウトラップ22位でコースへ復帰。
GT300クラスのマシン全車ルーティーンピットインを終えた頃には18位へとポジションを上げた。
45周目、10号車GAINER TANAX triple a GT-Rと500クラスの16号車MOTUL MUGEN NSX-GTが接触。
その影響により111号車エヴァRT初号機Rn-s AMG 1つポジションを上げ17位へ。
47周目、25号車VivaC 86 MCが電気系のトラブルにより緊急ピットインを余儀なくされた。
その影響により111号車1つポジションを上げて16位へ。
51周目、2号車シンティアム・アップル・ロータスがトラブルか?アウトサイドにストップ。
111号車さらに1つポジションを上げて15位。
決勝レースでは赤旗が出る程の大きな接触やクラッシュはなかったものの、
途中トラブルにより順位を大きく下げるマシンが続出するサバイバルレースを
111号車エヴァRT初号機Rn-s AMG GT順調に走り抜き、15番手でチェッカーを受けた。
予選に引き続き、決勝も今シーズン最高順位という結果を得ることが出来た。
次戦、「夏の3連戦」最後のレースとなる第6戦鈴鹿1000㎞レースを3週間後に控え
この調子でさらにパフォーマンスを向上を目指して挑む!