第2戦　富士スピードウェイ　決勝レポート

5月4日（木祝）　晴れ／ドライ

この日の富士スピードウェイには、ゴールデンウィークということで、5万8000人もの大観衆が訪れた。
午後2時10分、晴天に恵まれ気温19度。
静岡県警の白バイとパトカーの先導によるパレードラップ、さらに1周のフォーメーションラップが行われた後、

110周の500㎞レースのスタートが切られた。

スタートドライバーを務めるのは石川選手。
トラブルなくクリーンなファーストラップから始まり周回を重ねていく。

4周目でベストラップ1'39.576をマーク。
その後も1分40秒台～41秒台で安定した走りを続ける。
各車ルーティーンピットインに入り、ピットインのタイミングが遅い111号車見かけ上の順位が上がり最高3位にまで浮上した。

そして40周の走行を終えピットイン。
ミスのないピット作業でタイヤ交換、給油を行い、ドライバー石川選手から山下選手に交代。
アウトラップ22位でコース復帰。

コース復帰したエヴァRT初号機Rn-s AMG GTは
給油した重量により思ったようにペースを上げることが出来ず、
1分41秒台～1分43秒台で辛い周回を重ねていくものの
ポジションを一進一退しながらもペースを保ち走行を続ける。

しかしレース中盤に500クラスの1号車 DENSO KOBELCO SARD LC500との接触。
幸いマシンにダメージもなくそのままレース続行することが出来た。

山下選手40週の走行を終えピットイン。
植田選手へとドライバー交代。
そして給油のみで、タイヤ無交換でピット作業時間を短縮しコースへ。
アウトラップ20位でコース復帰。

既に40周走行しているタイヤでの走行。
チェッカーより先にタイヤの活動限界を迎えることだけは避けなければならないためタイヤを労りながら走る。

500㎞に及ぶ富士ラウンドは300クラスのトップから3LAP差の18位でレースを終えチームポイント1ptを獲得した。

次戦、第3戦は約2週間後の5月20日（土）21日（日）、2年ぶりにSUPER GT開催となるオートポリス。
エヴァンゲリオンレーシングとしては2013年以来4年ぶりのオートポリス戦である。
富士での収穫と課題と向き合い九州・大分へ乗り込みたい。