Failure is an option, but fear is not.

template: single.php

$POST_TYPE: post

$cat_id: 7

$cat_name: report

$cat_slug: report

REPORT

第1戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

4月9日(日) 曇り/ドライ

 

kessho1  kessho2

 

9日決勝日、心配された雨の影響もなく曇り空のドライコンディション。
これまで決勝日の午前中に行われていたフリー走行が今シーズンからなくなり、決勝前のウォームアップ走行が唯一のレース前に走行できる機会となった。

 

観客のカウントダウンにより13時4分各マシン一斉にエンジンを響かせ暖気、ウォームアップ走行が開始された。
スタートドライバーは石川京侍選手、21番グリッドから上位を目指す!
そして、14時34分岡山県警の白バイの先導でパレードラップからそのままフォーメーションラップへ・・・。
しかし!
GT500クラスの車両NSXが立て続けに電気系トラブルなのか?コース上に止まってしまうという波乱のレースの幕開け。
赤旗によりスタートはディレイ。
これにより、一度ホームストレートで隊列を整え直した後、セーフティカーに先導のスタート。
82周のレースは、周回数を1周減算の81周で競われることとなった。

 

LAP5、ピットスタートの52号車 埼玉トヨペットGreen BraveマークX MCがダブルヘアピンの立ち上がりで単独スピンからクラッシュ。
赤旗が掲示され再びセーフティーカーが入る。

 

LAP10、セーフティーカーが解除、111号車20位からの再スタート。

 

111号車エヴァRT初号機Rn-s AMG GTは、
21番手と後方からのスタートとなったため、コース幅も狭い部分が多くなかなか抜きにくいこのサーキットで上位入賞を狙うために
ピット作業時間を短縮するタイヤ無交換作戦をとることを決めていた。
石川京侍選手タイヤを温存しながらも着実にポジションを上げて行く。

 

レース1/3を過ぎ各車ルーティーンピットインが始まった。
111号車は石川京侍選手のロングランでレースの2/3まで走ることを決めていたため、

ピットのタイミングが最も遅いタイミングであったため見かけ上ではあるが順位がグングン上がった。
そしてついには1位にまで上りつめた!見かけ上の1位ではあるが…モニターに1位表示されるのはやはり嬉しい。

 

48周の走行を終えてようやく111号車ピットイン!
給油を行うが、予定通りタイヤ無交換作戦を遂行。
ドライバーは石川京侍選手から山下亮生選手に交代しピットアウトし、11位でコース復帰を果たした。

 

しかし、その直後のアウトラップ、111号車の数台前を走っていた51号車 Ferrari 488 GT3が

2コーナーでGT500クラスのマシンと接触しコースアウト、ウォールにクラッシュ。
このレースで3回目のセーフティーカーが入る。
もし、あと1周ピットインのタイミングが遅かったら、セーフティーカーボードが掲示された後のピットインとなってしまいペナルティが課されていただろう・・・。
間一髪のタイミングのピットインで無事コースに復帰することが出来た。

 

しかし・・・このセーフティーカーが111号車にとって悪い面があることが露呈する。
タイヤ無交換でピット作業時間を短縮し稼いだギャップが無くなってしまった。

さらに、レース再開後にはタイヤ交換をしているマシンとの接近戦で太刀打ちが出来ず16位まで後退してしまった。


セーフティーカーラン多発リタイヤ続出の波乱の初戦を無事完走を果たし
111号車 エヴァRT初号機Rn-s AMG GT16位でチェッカーを受けた。

 

もっと上位に食い込める可能性があっただけに悔しさ残るレースとなった。
しかし、まだ2017シリーズははじまったばかり。
岡山での経験を糧に次戦の富士戦につなげていきたい。

 

 

 

 

 

reporttop