Failure is an option, but fear is not.

template: single.php

$POST_TYPE: post

$cat_id: 7

$cat_name: report

$cat_slug: report

REPORT

第4戦 スポーツランドSUGO 決勝レポート

7月24日(日) 曇り/ドライ

 

kessho2 kessho1  

 

 

決勝日、9時からの練習走行中も小雨模様でコースはウエット状態であった。練習走行後で、ペースが上がらなかった111号車エヴァRT初号機Rn-S AMG GT。このままでは上位を狙うことは難しいと判断し、急遽大幅なセットを変更を施し大勝負を決断。

 

天候が変わりやすく読めないのもこのスポーツランドSUGOの特徴。果たして雨雲は決勝スタートまでサーキットに居座るのか?練習走行後も小雨が降ったりやんだり。しかしスタート前には雨は止み路面はドライコンディションに変わった。そして全チームスリックタイヤでのスタートとなった。
宮城県警の警察車両の先導によるパレードラップ、そしてセーフティカーの先導によるフォーメーションラップを終え、午後2時6分にレースがスタート。

 

スタートドライバーは鶴田選手。序盤でコースアウトやスピンするGT300マシンがいたが、111号車巻き込まれることなく順調に周回を重ねる。

 

レースが大きく動くことになったのは25周目。最終コーナーで5号車マッハ車検 MC86がクラッシュ。
ここで赤旗。セーフティカーがコースイン。この時、111号車エヴァRT初号機は300クラスこの時点でのトップ25車両号車VivaC 86 MCに進路を譲った直後であった。この状況下でのセーフティカーが意味することとは!?

 

セーフティカーが導入されると、隊列走行ののちにホームストレート上で500クラスの列と300クラスの列、各クラストップ車両が先頭に来るように車を並べ直す。トップ車両より前にいるマシンは1周回って隊列の後ろにつくことができ、同一周回のマシンのタイム差がなくなることになり、その後のレース展開が有利となる。しかし・・・トップ車両の後ろにいるマシンは順番を乱すことなくトップ車両の後に続きます。それがたとえ周回遅れであっても・・・。

 

セーフティカー直前、20位20号車LEON AMG(周回遅れ)、1位25号車 VivaC 86 MC、21位111号車エヴァRT初号機(周回遅れ)という並びでの状況でのセーフティーカー導入。20号車LEON AMGは隊列の最後尾に着くことが出来るが、111号車エヴァRT初号機は25号車 VivaC 86 MCの後ろにそのままつかなければならない。一見25号車 VivaC 86 MCに続く2番手でのリスタートに見えるが、この時点で20号車LEON AMGとほぼ1周差が付いてしまっているという無常・・・。111号車にとっては絶望的不利な状況なのだ。

 

GT300クラストップが30周でレースが再開。111号車エヴァRT初号機、大きな壁に阻まれた21位からのリスタート。

 

折り返しを過ぎ、17位を走行中にピットイン。タイヤ交換、給油、ドライバー植田選手に交代。アウトラップ18位でコース復帰。

 

そしてついに・・・本レース最大の魔物襲来。500クラストップ71周目、最終コーナーで8番手までポジションを落としていた18号車UPGARAGE BANDOH 86が最終コーナーでクラッシュ。残り6周というタイミングでの本レース2度目の赤旗。結局そのままレース再開されることなく、レース成立終了となった。なお、競技規定によって中断の1周前の順位が最終結果となり不完全燃焼な幕切れとなった。

 

111号車エヴァRT初号機Rn-s AMG GT 21位チェッカー。

 

決勝前のセットチェンジは裏目を引いた・・・という結果に終わった。
次戦、この菅生戦の2週間後に迫っている第5戦富士ではセッティングの改善に期待したい!
 

 

 

 

reporttop