エヴァンゲリオン レーシング Super GT & ROADRACE


EVA Racing SUPER GT 2013

RUN'A Entertainment,Inc.

第5戦鈴鹿サーキット 予選

第5戦 鈴鹿サーキット 予選レポート

8月17日(日) 晴れ/ドライ

Q1アタックは加藤選手・・・果たして上位13台が進めるQ2へ行けるか・・?

15分間のQ1予選、開始から5分、他のマシンのターゲットタイムを確認しコースイン。1周の暖機後のアタックは04″626!14番手タイム。Q1突破を狙い更にアタックに入る。既に上位2台だけそれぞれ1秒台と2秒台、以下は3秒台がズラッと続く。セクター1、2とタイム更新ならず、2周目のアタックタイムも04″976・・前の周のベストタイムも20番手へとドロップダウン。時間的にもう1周アタックできない事はなかったが、3秒台に入れるには無理と判断した加藤選手は、決勝スタートタイヤにも使われるこのタイヤを温存、そのままピットへと戻ってきた。

 加藤選手をもってしても、クラス中盤のタイムすら出せない現状。原因としては、この日本の高温多湿な気候と、ヨーロッパ等と異なり、通常の市販ハイオクガソリンに合わせ込まれていないエンジンのマップ(燃料と空気、点火時期等々の様々な組合せのプログラムデーター)だと思われる事。
 10日ほど前の富士テストで、かなり方向性の見えてきたタイヤがまだ用意できなかった事などが考えられる。シーズン前の不十分なテストのツケは未だに尾を引いている。かと言って今これらに直ぐに対応できる訳ではない。明日の決勝レースまでに、手持ちのコマで工夫するしかなく、確認できるのは朝のフリー走行のみ・・。

 20番手からのスタートとはいえ、1000km長丁場、現状レースラップは悪くないので、強く攻める事はかなわないだろうが、ミスなく堅実なレースがさえできれば、ある程度結果は残る。また多くのデーターを集める事ができ、シリーズ後半戦へ向けての大きな収穫となるだろう。


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