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鈴鹿8時間耐久ロードレース第35回大会 計時予選レポート

7月27日(金) 晴れ/ドライ

鈴鹿8時間耐久ロードレース第35回大会

・計時予選
まさに8耐と言わんばかりの夏空の下、ドライコンディションで行われた。 第1ライダー公式予選1回目。 第1ライダー芹沢太麻樹選手が予選開始早々にコースインしてタイムを出しに行く。しかし転倒車両がコース場に出てしまった為、予選中断となった。
4周目に2分10秒068というタイムを出す。 その後もセクターごとに自己ベストは出すもののなかなかクリアラップが取れず更新できず。 この時間は出口選手5番手タイムとなる。 しかしまだこの時点で芹沢選手のタイム4番手は変わらなかった。 第3ライダー1回目の計時予選が行われた。 井筒仁康選手は、ここまでフレッシュタイヤを使用せずに来ていた。 この予選でも出口選手が使用したタイヤを用い、落ち着いて走行を重ねていった。 彼は決勝を見据えてマシンに慣れておく必要が最優先と心得ており淡々とラップを重ねた。 タイムは2分11秒638の9番手タイムで終了した。この時点でチームは5番手タイムをキープしていた。

・2回目の計時予選
芹沢選手がタイムアタックを繰り返す。 しかしなかなかクリアラップが取れない様子だった。
途中#11番、優勝候補とのテールトゥーノーズで周回を重ねる場面もあった。
タイム2分9秒434でここまで6番手。
続いて第2ライダー出口選手が開始した。中古タイヤで9秒台にタイムを乗せてきた。いよいよフレッシュタイヤに交換し、タイムアタックをするが、なかなかクリアラップを取れずイライラしていたが、なんとか1周だけクリアに近いコンディションで走ることが出来、チーム ベストタイム 2分8秒806というタイムで6番手をキープ、TOP10トライアルに出場が決まった。
その後、第3ライダーの2回目予選が行われ、こちらでも井筒選手がフレッシュタイヤを使わずに 2分10秒563と素晴らしいタイムを出し、決勝への手応えを感じさせた。


鈴鹿8時間耐久ロードレース第35回大会 トップ10トライアル レポート

7月28日(土) 晴れ/ドライ

・トップ10トライアル
午後3時55分からドライコンディションで行われた。
まず、はじめに10番手から順に1周だけのタイムアタックが開始される。
芹沢選手が、ご存知エヴァンゲリオンの主題歌「残酷な天使のテーゼ」をBGMにタイムアタックを開始。セクター1ではトップより僅かに遅れている、セクター2区間で、やや差を縮める。セクター3でも縮めるもまだトップに届かない。いよいよ最終セクター!最後まで攻め続ける芹沢選手が通過、見事に逆転しトップに立つ!
続いて出口選手が開始。
タイムを徐々に上げ、豪快なライディングでタイムアタック。 セクター1は僅かに遅れた。セクター2でほぼトップと並んだ。セクター3でまた遅れてしまった。 最終セクター、得意のシケイン進入で物凄いスピードで前後タイヤをスライドさせながら走ってきた。ここまでのセクター4は最速だったがゴールラインでは僅かに0.2秒遅れとなり ここまでの2番手。
結果は出口選手が出した2分9秒623で 6番手スタートが決まった。


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