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第1戦 ツインリンクもてぎ 予選レポート

3月31日(土) 雨/ウェット

今年から、久々に全日本ラウンドを転戦する芹沢選手がどのようなパフォーマンスを発揮するか周囲の期待と注目が集まる中、ノックアウト方式の予選が行われた。 前日までの天候が嘘のように、予選日は競技が成立するか危ぶまれるほど悪いコンディションとなった。Q1開始間際、弱い雨が路面を濡らした。芹沢選手はレインタイヤでコースオープンと同時にコースに出ていった。ゼッケン634の高橋巧選手の後でタイムアタックを開始した。 雨風ともに強くなりはじめ、路面コンディションがどうなるのか読めないため、序盤からタイムを出しに行く。 しかし、チームに与えられたタイヤの本数も制限があり、闇雲に走り続けることはせず、なるべくコンディションが良い状態の内にタイムを出しにいった。 前を走る高橋巧選手とつかず離れずの状態で、計測3周を周り、2分05秒3で4番手のタイムに着けた。

そのままQ2進み、芹沢は同じようにコースオープンと同時にコースインにしていった。 また高橋巧選手の後ろに着くかたちとなり、Q1と同じく一進一退の攻防となり3周を終えた所で4番手タイムを出し、ピットインしてきた。 芹沢選手は 「雨なら前と互角の戦いは出来る」 と話した。 この時4番手のタイムだった。 Q3に向けジャンプアップに確かな手応えを掴んでいたため、待機していたが、その後 走り続けていた1台の選手が芹沢選手のタイムを上回ってしまう。 芹沢選手は5番手で最終セッションQ3に進むことになった。 期待したQ3だったが、コースイン直前に雨風ともに強くなり 走行不可能と判断されQ3は中止となってしまった。 これによりQ2の順位が採用され、予選5番手の順位となった。


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